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型板ガラス

型板硝子はロール法によって製板しています。
片方のロールには模様が彫刻されていいて、窯からでてきた溶解したガラスを2本の水平なロールの間に通して作ります。
フロート法(*1)のような完全な平滑のガラスを作ることは出来ないので、強度面や耐風圧に対し充分な配慮が必要となるのですが、かつてはあまり気にせず色々な場所に活用されていました。数多くあった美しい型模様のガラスのほとんどが現在では生産されておらず、古い住居におさまっているもののみになっています。
市場に残っているものが大変少なく貴重なので、建て壊しの際には是非残しておいてあげて下さい。
vivoではそんな型板ガラスを残しておけるお手伝いができたらと思っています。ランプや小物、鏡に建具、ステンドグラスと合わせてのパネル制作も可能です。
また現在でも製造している昭和レトロ調のガラスも取り扱っていますので、住居に取り入れたい方は気軽にご相談下さい。

型板ガラスを研究してきた資料を掲載いたします。

1965年フロート法が導入されると、板ガラスメーカーでは型模様戦争が始まりました。
それがとても面白いのです。ガラスを製造するには大きな資本が必要となる為、国内では3社(日本板硝子、旭、セントラル)が様々な硝子を出し競いあいました。
あの時代だからこそ生み出せた質感。残すべき日本の宝です。

旭硝子株式会社

   

セントラル硝子株式会社

         

日本板硝子株式会社